2023年12月定例市議会 討論・採決が行われ、閉会しました。

12月22日(金)
 12月定例議会は、一般会計補正予算案・条例改正案など議案27件、人事案件3件、議員発議2件を可決・同意して閉会しました。
 日本共産党和歌山市会議員団は、議案27件中24件、人事案件3件、議員発議1件に賛成。問題のある議案3件と議員発議1件については問題点を指摘し反対討論を行いました。

反対討論一部抜粋:

◆議案第23号の市議会議員の期末手当の増額は、一般職と異なり、市長など特別職と同様に政策的な判断が必要だと考えます。今回、議員についても引き上げをやめることができたと考えられ、議会との議論を通じ判断するプロセスなど手続きを踏まずに提案されていることに賛成できません。

◆議員発議第2号の和歌山発電所建設計画の見直しに係る決議案は、環境やライフラインの問題など不透明な点が多く、まずは市民への情報提供と議論が必要で、決議をあげることは時期尚早で反対です。


和歌山市議会「全員協議会」開催される 関西電力、和歌山市での火力発電所建設を中止

12月20日(水)
 関西電力が19日に「和歌山火力発電所」の建設を中止すると発表しました。2004年から工事を中断していましたが、関西電力は今般の電気事業を取り巻く事業環境を踏まえて建設計画を中止。計画予定地については2026年度を目途に一部を先行して企業誘致エリアに整備し、関係行政や関係者と連携しながら、企業誘致に取り組むと発表。
 これを受けて、全員協議会が開催され、市長から「和歌山発電所建設計画の見直しについて歓迎する意向である」と、説明がありました。
 森下さち子議員が「関西電力と県・市で結んでいる環境保全協定について」「SDGsなど和歌山市として環境に配慮したスタンスをしっかりと考えていくべき」だと、質疑を行いました。

2023年12月定例市議会 地震等災害対策特別委員会

12月20日(水)
 12月の津波注意報に伴う災害警戒本部設置状況、6月の線状降水帯による大雨に係る検証、住宅耐震化促進事業・ブロック塀等耐震対策事業の状況、高層建築物(高さ31メートルを超える)の防火対策について報告されました。
 南畑さち代議員が「高層建築物の防火扉の状況、避難経路の状況や消防との情報共有」について、質疑を行いました。

2023年12月定例市議会 各「常任委員会」で採決が行われました

12月19日(火)
 厚生委員会(上写真)では、さかぐち多美子議員が全付託案件(10案件)に賛成しました。経済文教委員会(左下)では南畑さち代議員(4案件中2案件賛成、2案件反対)が、総務委員会(右下)では森下さち子議員(12案件中11案件賛成、1案件反対)が、それぞれ反対討論を行いました。建設企業委員会(下)では全付託案件(9案件)すべてが賛成されました。