10月30日(日)、「まちづくりを考える会」が、学習会「中学校給食を考える!」を和歌山市内で開催しました。日本共産党市会議員団から森下さち子議員が講師として参加しました。
和歌山市は県内で唯一、中学校給食を実施していない自治体です。保護者らの運動で9年前にやっと始まったのが、業者さんの弁当を欲しい生徒だけが注文するというデリバリー方式で、注文は全生徒の14%程度と非常に人気のない方式です。
「おいしく温かい給食を全員に」という、この間の運動に対して、市の出した結論は、1カ所の給食センターで8200食を調理・運搬するものでした。
学校給食の先進と言われている宝塚市や奈良市の例を示し、「和歌山市は学校の敷地問題をあげ『自校方式は困難』としているが奈良市のように工夫すれば可能です。声を一緒にあげていきましょう」と呼びかけました。