14年2月定例議会

1、昨年、突如、南海電鉄和歌山市駅の「高島屋」の閉店が八秒されたことに対して、県知事が「市駅周辺は再開発する一歩手間上になっている。具体的な構想はもう出来ている」と述べた事に対して市の対応を質しました。

答弁で「高島屋の閉店は市街地の活性化に影響は避けられない。平成29年度には小中一貫校の開校、跡地利用、公共施設の再整備、民間施設の在り方を検討している」と答弁しました。

私は「高島屋の撤退は地域住民にとって日常生活をするうえで『買い物難民』となる。お年寄り、障害者、健常者にとっても車などのない方たちにとって、日常生活に支障がでる」「15年間にも及ぶ市の中心市街地活性化の取り組みは、多額の税金を投入してきたが、これといった成果はみあたらない」と指摘し、地域住民と一緒に、賑わいをとりもどすために人口増の施策が必要だとして「市駅周辺への市営住宅の建設と特例措置として一階を商店となるテナントとして認める」「民間のマンション空き部屋を市営住宅として契約する」「民間ス-パ-の誘致」を要請しました。

また現在の商店街前の歩道上のア-ケ-ドを行政の責任で整備をすること」「県・市道、路地裏の道路周辺は夜間照明は暗く、夜の歩行は『怖い』との声が多い」と、周辺環境の整備を要請しました。

市は「中心市街地活性化については当初期待していた効果がでていない」「買い物難民については南海電鉄など関係機関と連携し対応する」「市駅周辺道路の照明については、現在検討中の周辺整備似合わせて対応する」と答弁をしました。

2、つつじが丘に建設中のテニスコ-トに関して、予算の在り方を質しました。12月議会で「管理棟」建設、防火対策として「煙感知器」の設置のための補正予算が提案され、採択されましたが、議会終了後現場を私が確認したところ、すでに「管理棟建物」は完成し、「煙感知器」についても屋内体育館大天井に設置が完了していました。本来であれば補正予算の採択後に工事にかかるべきです。

私は「たとえ完成期間が限定され、それが軽微に予算であったとしても、議会の予算審議を待つべきで、議会審議が尊重されてない」ことを指摘し猛省を促しました。

市は「大規模工事であり、事業を中断することは適切ない、と判断し工事をすすめた」と答弁し、2月議会の常任委員会で教育委員会から議会における予算審議、採択以前に工事を先行したこと、予算執行のあり方について謝罪がされました。