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2009年6月議会 一般質問

<ミニボートピア設置中止>―住民の願い 実る―

=「事業計画書」内容を修正、削除=

施設設置事業者は4月9日、市長に対して同意を求める「同意書」を提出しました。「同意書」に添付された「事業計画」は、昨年・今年と本町地区住 民に説明した内容とは異なるもので7箇所も修正、削除されていました。その内容はナイター営業の日数、営業時間は午前9時頃を9時半頃へ、一日あたりの来 場予測数は700名が600名へ、売上予測金額1000万円を900万円へ、地元雇用者数30~50名を必要人員へ変更されています。駐車場の借り上げ、 シャトルバスの運行については事業計画から削除されています。
こうした「事業計画」の変更・削除は単なる数字の違いではなく、事業の根幹にかかわるものであることから、市長に同意を求める前に住民に説明することは事業者としての責任であることを指摘した上で、説明会は開催されたか質しました。
また、多くの住民、団体から出された施設設置反対の意思を尊重することこそ求められるのではないかと市長の認識についても質しました。
市長は「事業者は十分な説明責任を果たしたとは言えない」とした上で「住民のみなさんのご意見を重く受け止める」と答えました。
また、市長は「6月4日施工者代理人が市を訪れ、代理人が『周辺自治会の同意』という条件をつけてボートピア設置を協定振興会に要請していたことを明らかにし、このことは事前に和歌山市へは知らされなかった」ことを明らかにしました。

加太駅に駐輪場を!!―設置を検討―

南海電鉄・加太線では加太駅、磯ノ浦駅には駐輪場がなく、県道、道路側溝、駅付近の民家の軒先に自転車・単車が放置されています。加太地区の住民から「駐輪場の設置を」との要望が強まっている、と市長に対して「駐輪場の設置」を要請しました。
加太地区には淡島神社、加太春日神社、修行堂等の歴史的文化財があり、また海水浴場、友が島など海水浴、つり客等四季折々観光客が絶えません。玄関口ともいえる加太駅を「観光地にふさわしく整地を」と要請しました。
市長は「県、南海電鉄、近隣自治会等と話し合い、設置の検討をしたい、また既設の駐輪場の照明についても調査し、改善を図る」との答弁がされました。