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13年2月定例議会

一般質問 場外馬券売場設置の断念を要請

渡辺忠広です。

3月8日、3月定例議会の一般質問をおこないました。12月議会に続いて本町地区に計画されている場外馬券売場設置計画について、市長の12月議会答弁「設置に反対しない」との発言取り消しを求めました。

市長は「法的にみとめられた公営競技は悪いものとは思わない」として、反対しないとしてます。

私は、大阪府警が1991年大阪府の場外馬券売場で馬券購入したことにより、補導した青少年・685人の意識調査を紹介し、馬券売場の設置は青少年 への計り知れない弊害を生みだすだけではなく、教育上、健全な青少年の育成にその責任の一端を担う市教育委員会の対応を質しました。

大阪府警の「意識調査」では補導は中学生23人、高校生443人、専門学校生219人で、馬券購入回数は5回以上19%、初めては30%。また一回 に使う金額は千円~五千円が60%としています。大阪の中学生は、この1年間で下級生から計15回、3万円を恐喝し馬券購入資金としていた」とする調査結 果を紹介しました。また未成年ということで、馬券購入を拒否されたことはあるか、との質問に、91%は「無い」と回答している実態を明らかにし、公営競技 の青少年への影響の実態の一部を告発し、市長及び教育委員会に対し公営競技への見方を質しました。

市長は「公営競技は全て悪い、との認識では無い」と答弁しました。教育委員会は「施設設置による影響を憂慮するが、場外馬券売場に対して判断する立場にはない」と答弁。

私は本町地区36単位自治会の内、半数を超える19単位自治会は施設設置反対の請願書を農水省に提出していることを指摘し、市長に施設設置反対の意思表明を要請しました。