2024年6月定例市議会 討論・採決が行われ、閉会しました。

6月27日(木)
 6月定例議会は、承認案件1件、一般会計補正予算・条例改正など議案17件、人事案件、議員発議「刑事訴訟法における再審規定の改正を求める意見書案」を可決・同意しました。「現行の健康保険証を残すことを求める」請願は不採択となりました。
 日本共産党和歌山市会議員団は、承認案件1件、議案17件中14件、人事案件、議員発議に賛成。問題のある議案3件については問題点を指摘し反対討論を行いました。請願については不採択することに反対しました。

反対討論一部抜粋:

◆和歌山城公園管理費4000万円超の予算は、11月~2月までの夜間6時~10時までライトアップし、芝生広場をイベント等に貸し出し、経済活動推進のための費用です。必要性、費用対効果、環境への影響等疑問があります。

◆国保補正予算はマイナカードと健康保険証の一体化に伴い資格確認書などを発行するためにシステム改修を行うものです。現状で利用率が約7%。この状況で強行すれば、市民や医療機関の混乱が目に見えており、誰もが医療にかかりやすい保険証の構築へと見なおすべきです。

◆移住定住に関わる補助金について、そもそも市民のために和歌山市を住みよいまちにすることが本来の市の責務であるにもかかわらず、人口を増やすことが先行しています。市民のまちづくりや福祉の向上に立ち戻るべきです。

※6月議会の詳細は、できるだけ早く、「日本共産党市議会報告(市議会だより)」で、報告させていただきます。

憲法壊すなランチタイム集会・デモ10周年

 6月24日(月)、6月議会真っただ中の昼休み。今にも雨が降ってきそうな中、和歌山市役所正面玄関前で120回目(10周年)のランチタイム集会(よびかけ:憲法9条を守る和歌山弁護士の会)が行われ、120人が参加。日本共産党和歌山市会議員団から森下さち子、南畑さち代、さかぐち多美子議員が参加しました。

 第1回のランチタイム集会・デモがちょうど10年前の6月23日。和歌山市役所前から京橋プロムナードまで、わずか650mの歩みを10年間、毎月続けてきたことが今、平和な未来をつくる確かな力、大きな力になっています。
 「戦争絶対反対」「憲法壊すな」「憲法守れ、9条守れ」「戦争のない国、子どもにおくろう」「憲法9条世界の宝」などのシュプレヒコールをしながらデモ行進を行いました。
 次回は、7月23日(火)午後12時15分~。ぜひ、和歌山市役所正面玄関前に来てください。

2024年6月定例市議会 地震等災害対策特別委員会

6月28日(火)
 地震等災害対策特別委員会の審査で、南畑さち代議員が「能登半島地震に伴う本市の派遣状況について」「避難所運営支援職員の派遣」「防災訓練のあり方」「医療保険や介護保険の減免手続き等の処理に係る福祉業務の支援」「災害対応地元職員の健康状態の把握について国際基準のJ-SPEED導入の検討を」などについて、質疑を行いました。

2024年6月定例市議会 各「常任委員会」で採決が行われました。

6月24日(月)
 経済文教委員会(左上写真)では南畑さち代議員(5案件中4案件賛成、1案件反対)が、厚生委員会(右上)ではさかぐち多美子議員(5案件中3案件賛成、2案件反対)が、総務委員会(左下)では森下さち子議員(6案件中4案件賛成、2案件反対)が、それぞれ問題点を指摘し反対討論を行いました。建設企業委員会(右下)では全付託案件(6案件)すべてが賛成されました。

2024年6月定例市議会「常任委員会」開催中 「経済文教委員会」2日目

6月21日(金)
 教育委員会の審査で、南畑さち代議員が付託議案の審査として「不登校の未然防止と不登校生徒への学びの場の確保のための校内教育支援センターの設置事業」「中学校全員給食に向けて、給食搬入に備える中学校の配膳室や出入口等の修繕費」「図書貸し出しに係るマイナンバーカード利用のシステム改修費」「学校夜間照明設備改修事業」について、付託議案外として「学校司書の配置」について、意見を行いました。