2014年 6月議会 一般質問

国保延滞金は徴収中止を

市は、今年4月の市報で、国民健康保険料の滞納に対し延滞金を徴収することを発表しました。
なぜ、消費税が引き上げられたこの時期に延滞金の徴収開始か、との質問に「滞納管理システムの改修ができたから」との答弁。市民のくらしを全く考慮に入れない、市民不在の行政だと言わざるを得ません。
国保料は今年度、国基準の減額の対象が広がったことに合わせ、市も医療分・均等割を2160円引き下げました。引き下げは大歓迎ですが、それでも、夫婦と子ども1人、総所得183万円の家庭で37万円の国保料がかかってきます。高すぎる国保料に延滞金をかければ、滞納が増え、命にもかかわる問題です。延滞金の徴収の中止を求めました。
市は、「事務環境が整った現在、延滞金の徴収は妥当と判断したのでご理解を」と答弁しました。

子どもの遊び場確保を

「子どもとキャッチボールをしたり、子どもたちが思い切り遊べる場所がない」との声がありました。特に中之島地域では、中之島公園で遊べるのは水曜日以外の平日のみ、学校は放課後や休日に子どもたちが自由に校庭を使えるようにはなっていません。さらに、遊具のある公園ではボール遊び禁止となっており、遊ぶ場所がありません。子どもの遊び場として、中之島地域にある市の未利用地を開放するよう求めました。
市は、「一時的に開放は可能だが、調整や対策が必要。遊び場を確保できる方策など検討していく」と答えました。