2022年3月臨時市議会「IR誘致に関する特別委員会」での採決 賛成6委員、反対4委員で可決されました。

3月28日(月)午後
ひめだ高宏・森下さち子議員が反対討論を行いました。

 「収益の大きな部分をカジノ収益に依存することになっており、その大部分は日本人のふところから得ようとするもの」「いくら納付金が入るとしてもそれがキャンブルであるカジノで得たものである限り、市の財源として認めるわけにはいきません」「住民投票条例の求めに必要ないとの意見を付けた上で、市民への説明を丁寧にすると言いながら、それに答えたとは言い難い」「パブコメの内容、説明会の質疑応答は決して十分と言えるものではなかった。市長は市民の疑問に答える義務があり、かつ県に対してこのような拙速なすすめ方については疑義を申し入れるのが務めです」と、尾花正啓市長を厳しく追及し、反対討論を行いました。
 特別委員会の採決は、委員長を除く10人中、賛成6人、反対4人で可決されました。

3月30日(水)午前11時開会予定の臨時市議会本会議で特別委員会委員長が報告。議員からの討論。その後、IR(カジノ)誘致に対して、同意か不同意かを採決します。ぜひ、傍聴よろしくお願いいたします。

IR誘致に関する特別委員会 パブコメの結果公表も出せていないなか もっと広い議論と立ち止まる勇気が必要

 3月22日(火)、県が和歌山市マリーナシティに誘致しようとしているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、和歌山市議会が特別委員会を開催。日本共産党市会議員団から、委員の森下さち子議員とひめだ高宏議員が出席しました。
 冒頭、県からIR区域整備計画についての説明がされ、2議員から下記の質疑を行いました。
 「交通環境の改善、観光振興などのための施策及び措置に対する費用負担」「開業前の県の起債によるハード整備事業費について」「IR入場者数の根拠と検証」「コロナまん延防止時期に住民説明会を実施したことについて」「スケジュールが延期されたことへの説明」「事業のすすめ方、計画の売り上げ実績の根拠」「MICE施設への集客」「クレディスイスの多額の不正預金」「パブコメ、説明会、公聴会の詳細が公表されていないことについて」「あまりにも情報・説明が不足しているのでは」と、県・市の姿勢を厳しく指摘しました。

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