決算特別委員会閉会

 10月26日(水)、和歌山市議会本会議場において決算特別委員会が開催されました。10月7日から審査され、2021年度の一般会計及び特別会計を合わせた決算(歳入2,729億6,692万8,000円、歳出2,657億5,291万4,000円、実質収支38億7,184万2,000円の黒字)と、公営企業会計の決算に対する、各分科会での審査報告、討論、採決が行われ、賛成多数により認1号~18号の18件が可決・認定されました。
 日本共産党市会議員団を代表して中村あさと議員が「決算審査を通じて、1年間取り組んだ仕事を振り返り、事業が当初の計画どおり進んだのか、予算が正しく執行されたのか、改善すべき点など総括と反省をし、次年度に活かさなければなりません」として、反対討論を行いました。
 局ごとの主な問題点として、「地方税回収機構」「債権回収の扱い」「国民健康保険特別会計」「後期高齢者医療特別会計」「住宅新築と宅地取得の2つの資金貸付特別会計」「小学校費・中学校費における消耗品費と所々修繕費」「小学校給食における栄養職員の配置」「地域子ども会単位数」「一般会計に占める教育費の5.48%という低率割合」「市街地再開発事業費」「駐車場管理事業特別会計」「土地造成事業特別会計」「六十谷水管橋崩落による多額の特別損失と不十分な補償」「企業局職員の時間外勤務」「大滝ダムの負担金」「下水道の人口普及率」を指摘しました。

賛成多数で可決・認定