7月30日(日)まちづくりを考える会が夏の学習会を開催しました。講師に、紀ノ川農協組合長理事の宇田篤弘氏を招き「学校給食と農業」の演題で講演が行われました。
フランスの例を挙げ、「農業を守るためには地元の農産物を使うことが非常に大切」「和歌山市がやろうとしている8300食を1か所で作るとなると、地元の農家、家族農業では難しい。結局、大量に作れる工業的農業からとなってしまい、地元の農業を守り育てることにはなりにくい」
「今、地球沸騰化で農産物が減産となり、食料自給率38%の日本として農業をどう守るのか問われている。欧米のように、もっと税金を投入して、地元の農業を社会的に支えていく必要がある」と力説されました。
学習会後半は森下さち子議員が、「問題のあるマイナンバーカード普及促進でなく、いったん立ち止まるよう国に声をあげること」「中学校給食8300食を1か所のセンターで作るという計画は、これまでの災害時の教訓が生かされてたと言えず再考していただきたい」など6月定例市議会の報告を行いました。