平和願って!戦争展わかやま

入管問題の講演、原爆の絵展示など

 7月23日(土)・24日(日)の2日間、「平和のための戦争展わかやま」が和歌山市内で行われました。
 「日本の入管問題」と題して、中井雅人弁護士の記念講演があり、これまでの外国人労働者問題をふりかえり、「移民政策ではない」と強弁する日本の外国人労働者政策を貫く欺まんを告発。スリランカ人のウィシュマさんが劣悪な入管施設内で死亡するなど数々の深刻な人権侵害を示し、「問題のたたかいは続く」と力説しました。
 展示会場では、日本の入管問題をはじめ、和歌山大空襲、第5福竜丸が和歌山で造られたこと、和歌山の戦争遺跡、広島市立基町高校美術部の原爆の絵、原爆と人間展などが展示され、参加者らが熱心に見入っていました。