6月定例市議会開会

6月12日(木)
 6月定例議会が開会され、市長の開会あいさつの後、6月30日までの19日間の会期が決定されました。続いて、議長・副議長の辞職に伴い、議長・副議長選挙が行われ、出席議員(36人)の投票により、新議長に芝本議員、新副議長に西風議員が選出されました。
 議員在職30年及び10年の議員5名に対し、永年在職議員表彰が行われ、続いて、担当局から総額15億8163万2千円を増額する一般会計6月補正予算案や条例改正案等を含む議案19件と報告案件8件、承認案件2件の提案と、法人の経営状況の説明がされました。

大阪・関西万博への教育旅行(遠足等)の中止を求める緊急申し入れを行いました

 4月11日(金)、日本共産党北部地区委員会と和歌山市会議員団の連名で「大阪・関西万博への教育旅行(遠足等)の中止を求める緊急申し入れ書」を和歌山市長と和歌山市教育委員会教育長宛てに提出し、市長公室長、教育局長と懇談を行いました。(申し入れ書全文:下に掲載)
 万博の開幕が4月13日に迫っていますが、3日間のテストラン(リハーサル)の初日の4日には工事中のブラジル館で火災。最終日の6日には、遠足等のバスの駐車場から会場ゲートに向かう道中において、着火で爆発する濃度のメタンガスが検知され、1時間以上立ち入り規制する事態となりました。
 昨年の3月起こったメタンガス爆発事故以降、万博協会はメタンガス対策に約36億円もかけてきましたが、対策の限界を露呈したと言えます。
 昨年の6月議会で市長は「遠足・旅行等の学校行事は安全性を最優先に考慮すべき」と答弁されています。子どもたちの命・安全最優先とするならば、教育旅行(遠足等)を見合わせる決断をしてくださいと、申し入れました。

大阪・関西万博への教育旅行(遠足等)の中止を求める緊急申し入れ書のサムネイル

PDF – 大阪・関西万博への教育旅行遠足等の中止を求める緊急申し入れ書

2025年2月定例市議会 議案第28号一般会計予算案に対して組替え動議を提案 討論・採決が行われ、閉会しました。

3月17日(月)
 2月定例市議会は、2025年度当初の一般会計予算1603億9528万4千円の予算案など、議案38件、人事案件2件、議員発議1件すべて可決されました。
 日本共産党市会議員団から、物価高騰でますます大変になっている市民の暮らしを守るための予算に組み替えるよう、一般会計当初予算案中7事業の見直し・減額・中止を行い、12事業の拡充・増額を求める組替え動議を提案し、森下議員が提案理由を説明しましたが、質疑も討論も無く賛成少数で否決され、一般会計予算は原案通り賛成多数で可決されました。(組替え動議の内容はページ下に掲載)
 一般会計予算案以外の議案について、日本共産党市会議員団は37議案中22件について賛成し、15件については問題点を指摘して坂口議員が代表して反対討論を行いました。

「議案第28号 令和7年度和歌山市一般会計予算」の組替えを求める動議のサムネイル

PDF – 「議案第28号 令和7年度和歌山市一般会計予算」の組替えを求める動議