「米海軍第7艦隊ミサイル巡洋艦、和歌山港への入港に抗議する」申し入れ書を提出

和歌山市長へ日本共産党和歌山市会議員団が、「米海軍第7艦隊ミサイル巡洋艦、和歌山港への入港に抗議する」申し入れ書を提出

日本共産党和歌山市会議員団は、5月10日、大橋建一和歌山市長に、「アメリカ海軍第7艦隊・誘導ミサイル巡洋艦『カウペンズ』の和歌山港入港」に反対する申し入れを行いました。
「両国の親善」などを目的に寄港することが10日に明らかとなったもとで、大橋建一市長(不在のため的場俊夫市長公室長)に、姫田高宏団長と小薮真一事務局長が緊急に申し入れしました。
市議団は、イラク戦争での開戦日にトマホークを発射した戦歴をもっているミサイル巡洋艦であること、米軍再編強化の一環として和歌山市へ自由に出入りでき る体制づくりにあること、非核都市宣言をしている和歌山市にはふさわしくない寄港であることから寄港に反対であることを表明しました。
その上で、市長は、非核証明書の提出などを知事に要請することを求めました。
公室長は、主旨を市長に伝えることを約束しました。

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的場俊夫市長公室長(左)へ手渡す姫田高宏市議団長(左)

雇用と地域経済を守るための申し入れ

2006年2月24日

和歌山市長
大橋 建一様

日本共産党和歌山市会議員団
団長  姫田 高宏

雇用と地域経済を守るための申し入れ

市民の雇用と暮らしを守り地域経済の振興に日々努められていることに敬意を表します。
さて、市内においても、加太菜園の進出、住友金属 和歌山製鉄所の増産計画や関連企業の進出など新たな雇用創出や地域経済振興のきざしも見受けられます。しかし、一方では紀陽銀行と和歌山銀行の合併による 店舗の統廃合、ノーリツ鋼機の人員削減を柱とするリストラ計画、日本ハム和歌山工場の閉鎖など県民の雇用と地域経済に与えるマイナス影響が懸念される問題 もあります。
そこで、雇用と地域経済を守るために下記事項について申し入れます。

  1. 住友金属和歌山製鉄所での雇用の拡大、下請け・関連企業の下請け単価引き上げなど地域経済発展への貢献を働きかけること。
  2. 紀陽ホールディングス、ノーリツ鋼機、日本ハムでのリストラ計画に対して、従業員の雇用の確保と関連事業者への経済破たん・雇用破壊を招かないようにあらゆる対策をとるよう働きかけること。
  3. 一定規模以上の企業の場合、一定人数の雇用削減計画は、事前にもしくは速やかに行政に報告されるよう体制と制度の充実に努められたい。当面、上記の企業についての雇用削減計画の実態をすみやかに調査されたい。

以上

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大橋建一市長と懇談する市議団

2006年度予算編成にあたっての要望書

2005年11月16日

和歌山市長 大橋 建一様

日本共産党和歌山県北部地区委員会
委員長代行 海野 恒信
日本共産党和歌山市会議員団
団長 姫田 高宏

2006年度予算編成にあたっての要望書

貴職の和歌山市発展と市民生活向上めざす奮闘に敬意を表します。
さて、小泉政権の構造改革の名のものにすすめられている医療・福祉切捨 て、「三位一体改革」に国庫負担の削減などで、住民生活と地方自治はいっそう厳しさが増しています。そのもとで、国の悪政から住民福祉と地方自治を守る役 割を和歌山市が発揮することは市民の切実な願いです。
日本共産党北部地区委員会と日本共産党和歌山市会議員団は、和歌山市の来年度の予算編成に あたり市民福祉の向上と教育の充実をはかる立場から、市長並びに各部局に対して別紙のとおり要望いたしますので施策実現のため尽力されますようお願いいた します。あわせて要望に対して文書での回答もお願いいたします。

重点要望

  1. 生活保護費など国庫補助金削減に反対する立場を明確にし、国に意見を表明されたい。
  2. 小規模障害者作業所運営支援の補助金の30%カット分を復活されたい。
  3. 保育料減免の範囲を拡充し、障害児通園施設へ通園している子どもと保育所に通う子どもを持っている世帯にも適応されたい。
  4. 市内業者の営業状況の悉皆調査をおこない、具体的な振興策づくりにとりくまれたい。銀行に対し、地元企業の営業を支える立場から「貸し渋り」「貸しはがし」をやめるよう要請されたい。
  5. 市長は、市民から要望があれば、直接会って市民の声を聞くようにされたい。
  6. 住宅家賃減免、子ども会補助、大型共同作業場など、同和対策事業はきっぱり終結されたい。
  7. 国民健康保険料の中間所得者の負担軽減をすすめられたい。失業、倒産などによる所得の激減には当年度の国保料を減免されたい。一部自己負担金の減免制度は法に規定されたものであり申請があれば受け付けられたい。
  8. 青年の雇用確保・拡大のため、職業訓練制度の充実など、積極的に国、県、企業に働きかけられたい。市独自の雇用機会拡充策にとりくまれたい
  9. 在宅酸素療法を受けている方への医療費補助をおこなわれたい。
  10. 若竹学級の土曜日開設、指導員の待遇改善をはかられたい。学童保育の空白校区を解消されたい。空き教室に限りがあり、待機児童のある学童保育は児童館など市の公共施設を活用するか、専用施設をつくられたい。
  11. 学校施設の耐震改修を早期にすすめられたい。
  12. 産廃中間処理施設の新設・更新に際し、地元住民の同意ない場合は、申請を自粛するよう業者を指導するという立場をまもられたい。医療系産業廃棄物については、関係機関と連携し処理計画をたてられたい。
  13. 生産緑地制度を早期に運用されたい。
  14. 市内北東部へのコミュニティーセンター等公共施設建設の具体化を急がれたい。
  15. ぶらくり丁のボートピア計画には反対されたい
  16. 海外視察、交流訪問において支給している「支度金制度」を廃止されたい。

以上

添付ファイル

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06年2月17日、市長から市議団へ198項目に対する回答。
詳細は冊子として市議団に保管しております。ご希望の方はお問い合せ下さい。

“ともにつくろう「和歌山市・障害者プラン」11・19シンポジウム”の開催について

ともにつくろう「和歌山市・障害者プラン」11・19シンポジウム

障害者の社会参加と生活向上めざして、貴職のご奮闘に心より敬意を表します。
さて、政府がおしすすめる障害者「自立支援」法によって、いま新たな不安と困難に直面しています。このような状況のもと「和歌山市・障害者プラン」を障害者の声を生かしてさらに充実させることが求められています。
日本共産党和歌山市会議員団は、金沢市障害者計画の立案と推進に経験豊かな金沢大学法学部教授・井上英夫先生をお招きして講演とシンポジウムを企画しまし た。この企画が、和歌山市行政の現状を学び、障害者のみなさんの声と運動を交流し、「和歌山市・障害者プラン」をさらに充実させるお役に立てれば幸いで す。
みなさんのご参加ご協力を心よりお願いいたしましてご案内申し上げます。

- 記 -

●名称 ともにつくろう「和歌山市・障害者プラン」11・19シンポジウム
●会場 和歌山プラザホープ 2階多目的ホール
●日時 11月19日(土) 13時30分開演   16時30分終了予定
●開演 13時30分 記念講演 井上英夫先生(金沢大学法学部教授)
14時30分 シンポジウム
●テーマ ともにつくろう「和歌山市・障害者プラン」
●コメンテーター 井上英夫先生
●パネラー(順不同) 森 好孝さん(和歌山市障害福祉課課長) 江上直子さん(麦の郷生活支援センター長) 岡田正雄さん(グループホーム利用者) 花村昌典さん(元こじか園通所児の保護者) 山本 功さん(フラット施設長)
●主催 日本共産党和歌山市会議員団

参加費無料、当日手話通訳をお願いしています。
なお、質問やご意見がありましたらお寄せ下さい。

日本共産党和歌山市会議員団
〒640-8156 和歌山市七番丁21 市役所内
TEL 073-435-1113  FAX 073-421-4181
Eメール jcpwkym@apricot.ne.jp

tirashi

和歌山市長選挙への日本共産党の対応について

日本共産党和歌山県委員会

一、今回の市長選挙は、よりましな市政への転換を実現する好機

今回の和歌山市長選挙は、旅田氏の常軌を逸した市政運営からおこなわれることになった。旅田氏は来年一月に任期満了をむかえることになっており、 市政に対する市民の判断は少なくとも半年をまたずに下されるはずであった。ところが旅田氏は「公立大学設置関連議案が否決された」ことで、「市民に信を問 う」として市長職を辞したものである。大学設置議案が否決されたのは、市の財政状況が総額一三七億円の大学設置費とその後の運営経費を負担するのに耐えら れないこと、市の実施したアンケートでも「大学は必要ない」という意見が大幅に増え、現状では大学設置への市民の合意が得られていないためであり、議会の 採決結果は市民の声を反映したものである。それが気にいらないからと、任期満了を目前に市長を辞職して再出馬を表明したのが、今回の市長選挙であり、議会 制民主主義を軽視した暴挙と言わなければならない。
旅田氏は一九九四年の市長選挙への出馬表明のとき、一年半後の知事選挙にも出馬するという、いわゆるダブル出馬表明をおこない、その異常ぶりが全国に知 られることとなった。また、市が巨額の税金をつぎ込み賃借している「石泉閣」の女性経営者とホテルで会っているのを写真週刊誌に掲載されたり、暴力団組長 と密会しているビデオが明らかになったこともあった。今回の辞職問題を含め、市政の私物化、独断専行ぶりは、まさに異常としか言いようがないものである。
それだけに、旅田氏のそのダーティーさ、ワンマンさ、市政の私物化、乱脈ぶりに、市民の批判は、大きなものとなってきている。「汚れきった市長をとにかく変えたい」との思いは、良識ある市民の声となっている。
市長選挙が突如おこなわれることになって、党事務所や議員のもとに多くの無党派の方々から、「旅田市政を変えるために、共産党が力をつくしてほしい、幅 広く共同してほしい」という声がとどけられている。市民のなかにある「なんとか一本化して、まず旅田市政を終わらせ、一歩でも二歩でもまともな市政にして ほしい」。「そのことに共産党が力をつくしてほしい」。この声に、何とか答えたいというのが、今回の市長選挙に臨む私ども共産党のスタンスである。

二、乱脈な旅田市政を終わらせるために四点を確認

月山和男氏を会長とする「和歌山をよくする会」と大橋建一氏は、わが党をふくむ政党に対して、共同の呼びかけや、挨拶に回られたことは、私たちの 心を動かすものであった。「よくする会」側と私たちの間で、市政をよりましな方向に転換させるための話し合いをもち、大橋氏が昨日発表した「公約」の中に も、私たちとの話し合いの結果が反映されている。
また、日本共産党和歌山県委員会の竹内良平県委員長と「和歌山市をよくする会」の月山和男会長は七月二三日、以下の四点を確認した。

  1. 市政運営の独断・専攻を改め、民主的運営をすすめる。
  2. 市民に犠牲をおしつける市政はおこなわない。
  3. 大学建設計画は白紙とする。
  4. 「石泉閣」事業の見直しなど、乱脈な行政運営を改める。

こうした確認内容や大橋氏の「公約」が誠実に実行されれば、少なくとも旅田市政よりも、市民の声を生かした市政運営への一歩前進につながるものと確信する。従って、日本共産党の候補者を立てないということで、大橋氏に協力することとした。
なお、投票については、党支持者のみなさんに大橋氏への投票をよびかけます。

2002年7月25日