2025年2月定例市議会 議案第28号一般会計予算案に対して組替え動議を提案 討論・採決が行われ、閉会しました。

3月17日(月)
 2月定例市議会は、2025年度当初の一般会計予算1603億9528万4千円の予算案など、議案38件、人事案件2件、議員発議1件すべて可決されました。
 日本共産党市会議員団から、物価高騰でますます大変になっている市民の暮らしを守るための予算に組み替えるよう、一般会計当初予算案中7事業の見直し・減額・中止を行い、12事業の拡充・増額を求める組替え動議を提案し、森下議員が提案理由を説明しましたが、質疑も討論も無く賛成少数で否決され、一般会計予算は原案通り賛成多数で可決されました。(組替え動議の内容はページ下に掲載)
 一般会計予算案以外の議案について、日本共産党市会議員団は37議案中22件について賛成し、15件については問題点を指摘して坂口議員が代表して反対討論を行いました。

「議案第28号 令和7年度和歌山市一般会計予算」の組替えを求める動議のサムネイル

PDF – 「議案第28号 令和7年度和歌山市一般会計予算」の組替えを求める動議

石破首相10万円商品券配る 自民の金権体質底なし

 3月15日(土)、楠見後援会がオークワ和歌山北バイパス店・農協前で、毎月恒例定時定点の街頭宣伝を行い、南畑さち代市議と奥村のり子県議が参加しました。
 「3月3日、首相公邸で開いた懇談会(会食)の出席者15人に1人10万円の商品券を配ったことは政治資金規制法違反。首相の資格が問われる問題」「典型的な裏金。徹底した真相究明が必要」と訴えました。
 「金権腐敗政治をなくすためにも、参院選での日本共産党の躍進のためよろしくお願いします」と呼びかけました。

インボイス廃止消費税下げよ 重税反対全国統一行動

 3月13日(木)、重税反対全国統一行動日。さかぐち多美子市議が参加し、和歌山城砂の丸で行われた集会で連帯のあいさつと、税務署までシュプレヒコールをあげながらアピール行進を行いました。
 「インボイス廃止」「裏金議員に課税を」「生活費に税金をかけるな」「税金は軍事ではなく社会保障に使え」など、参加者の切実な声が和歌山の空に大きく響きわたりました。

2月定例市議会地震等災害対策特別委員会

3月13日(木)
 市から1年間の総括と、災害警戒(対策)本部の設置状況、和歌山市地域防災計画の主な見直し、能登半島地震を踏まえた防災対策の強化について報告がされました。
 地震等災害対策特別委員である南畑議員が、「防災会議の女性委員の比率を50%に」「避難所における災害関連死を防ぐため、スフィア基準に沿った、トイレ・屋内テントなど避難所の環境整備を」「女性の視点での避難所運営と備蓄品の充実と周知」などについて、質疑を行いました。

2025年2月定例市議会(当初分)各「常任委員会」で採決が行われました。

3月12日(水)
 経済文教委員会(左上写真)では南畑議員(5案件中4案件賛成、1案件反対)が、厚生委員会(右上)では坂口議員(11案件中3案件賛成、8案件反対)が、総務委員会(左下)では森下議員(8案件中6案件賛成、2案件反対)が、それぞれ問題点を指摘し反対討論を行いました。建設企業委員会(右下)では全付託案件(17案件)すべてが賛成されました。