2020年12月議会報告

<加太地区の公共交通について>

Q:
 加太地区で実施しているデマンド型乗り合いタクシーは、決まった停留所と時間に事前予約する現行方式が、出先からの帰りに使えなかったなど利用しにくく、稼働率も低い状態が続いています。また高齢化が進んでいるなか、地域が主体となって運営することに無理があると考えます。地域住民のニーズに合った公共交通になるよう制度を見直すべきだと思いますが、市長は現状をどう受け止めているのでしょうか。
A:
 利用者が限定されているなど課題があるため、さらに利便性の高いものになるよう検討が必要と考えます。

<ひとり親家庭等への支援について>

Q:
 新型コロナウイルスの影響が長引くなか、ひとり親家庭、特に母子家庭の困難さが深刻になっています。本市の児童扶養手当の受給世帯3638人のうち2020世帯がコロナの影響で収入減となっていることも明らかとなりました。10月の女性の自殺者数が昨年比で8割増加したとの公表もあり、早急な対策が必要だと考えます。市はコロナ禍で収入が減少したひとり親家庭を把握しているため、そこに訪問型の支援を強化するべきではないでしょうか。年越しを目前に困窮する家庭にすぐにでも経済的支援を行うべきだと思いますが、市長はどう思いますか。
A:
 本市では、5月に独自の経済的支援を実施しましたが、今後、国の動向を注視しながら、ひとり親家庭の状況把握に努め、可能な支援を行っていきます。