2018年2月議会 一般質問

<中学校給食について>

Q:
和歌山市は2012年10月から、選択制デリバリー方式で中学校給食を実施しています。市教育委員会が30%を目標にしていた喫食率に対し、当初24,1%から年々下がり、6年目の2017年度で16,1%まで落ちています。学校給食という目的を達成しているとは言えない状況であり、これは全国のデリバリー方式で実施している自治体でも同様の結果となっています。学校給食は食育など教育の一環であり、その果たす役割も大きいことから本来、全員に提供するべきものです。自校方式、親子方式を視野に入れ早急に見直すべきではないでしょうか。
A:
喫食率や生徒、保護者の状況から、現在の方式が満足できるものになっていないということは認識しています。生徒や保護者にとって、どのような方式により、より良い給食が実現できるか、アンケート調査の実施とともに検討を進めます。

<学童保育について>

Q:
小学生の放課後の生活を保障する学童保育への要望は依然として高く、教室やプレハブ施設などの受け皿づくりは、これからも必要です。また、保護者の働く実態に合わせた、開設時間の改善や長期休暇中の過ごし方についても要望が出されています。子どもたちが安心・安全に過ごすことはもちろん、豊かな保育内容のためには、指導員(支援員)の待遇改善が必要です。現在のアルバイトという待遇を見直し、正規職員として専門職化を進めるべきだと考えますが、いかがですか。
A:
若竹学級の整備については、各小学校の児童数の推計と若竹学級を利用している児童の割合を踏まえ、利用児童数を推計し計画的に整備を進めます。若竹学級の質の向上を図るためには指導員(支援員)が意欲を持って勤務できる状況を作ることは必要だと考えます。この間賃金単価を引き上げるなどの措置を行いましたが、2020年度から導入される会計年度任用職員制度に合わせて考えます。