<災害対策>
- Q:
- 6月2日、大雨・洪水警報が出されたのは小中学校の児童生徒が登校した後だったが、下校させる際、地域によっては最もひどい雨の中を下校せざるを得ないところもあったと聞く。そもそも、警報時における下校の判断はどのようにしているのか。気象状況が年々過酷になっていることを踏まえ、子どもたちの安全を最優先に考えた対応に改善するべきだと思うがどうか。
- A:
- 教育委員会では警報が発表されたときの対応を各学校に対して提示しており適宜見直しを行いつつ、現在の「警報等発表時の措置について」に基づき対応している。6月2日の大雨に関しては「大雨の中での下校は危険ではなかったのか」、「給食を食べさせずに帰らせてはどうか」、「前日のうちに休業にできなかったのか」など多くの方々から意見をいただいた。近畿地方で初めて和歌山県北部に線状降水帯が発生し様々な問題があった。この状況をしっかり検証し意見を真摯に受け止め気象台や危機管理局とも連携を密にしながら取り組む。
<中央卸売市場>
- Q:
- 中央卸売市場は老朽化と耐震のため、再整備が行われている。水産棟と総合食品センターはすでに完成しているが、青果棟は今年度建設の予定となっており、計画より3年遅れ費用も増えている。また、市場計画とともに南用地を活用して“道の駅”を作ることになっているが、青果棟の遅れに伴い中断している。卸売市場は市民生活に欠かせないものであり、当面は遅れている青果棟の建設と内容の充実に集中し“道の駅”については白紙に戻すべきだと考えるがどうか。
- A:
- 卸売市場再整備の計画策定時は総合食品センター、水産棟、青果棟の一括発注を考えたが発注方式の変更や市場関係者との合意形成の調整に不測の日数を要し、当初計画より3年延長となった。遅れたことで事業費が増えたことは遺憾に思っている。道の駅の計画を再検証したところ、市場内の車両動線の確保ができず市場運営に支障をきたす恐れが生じたため、スケジュールの見直しに至った。現在事業者へのヒアリングの最中であり、その結果を踏まえ再開時期について検討する。