<鳥獣害対策について>
- Q:
- イノシシやアライグマによる農産物への被害が後を絶ちません。この間、市はワナによる捕獲と防護柵による予防、鳥獣被害対策実施隊による、見回りや防護柵の設置支援などを行っていますが、名草や西和佐、岡崎、安原など農用地に多く出没しており、これまで以上の対策が求められます。特に防護柵については地域の協力が欠かせないにもかかわらず、「設置しても入られるので無駄」だとの意見があります。地域で説明会を行うなど、理解を得ることが必要ではないでしょうか。また、アナグマやタヌキの被害も新たに発生しています。今後の対策は先手を打つ必要があると思いますが、いかがですか。
- A:
- 有害鳥獣対策は捕獲と防護柵の両方で行うことが効果的だと考えています。また、鳥獣被害対策実施隊を週2日から3日に増やし、対策の強化を図りました。防護柵については鳥獣被害対策実施隊が高齢者への設置を支援していることも含め、広報、啓発に努めます。アナグマやタヌキは近年、被害が報告されていることから、実態調査を行い有害指定することも検討します。
<公平・公正な市政運営について>
- Q:
- 窓口業務に携わる職員から、公平性に欠ける対応や市民への給付事業に誤りがあったにもかかわらず、それが報告もなく、事後の対策を講じるような改善も見られないとの相談が私に寄せられたため“公益通報制度”による申し立てを行うよう勧めました。この制度により、申し立てた本人や相手側への聞き取りを行ったところ、事実だと認め、当該課と局は事務の改善を行うとの報告を市長に行いました。しかし、再び、窓口業務の職員から、「窓口での必要なチェックを飛ばす」、「共通のマニュアル作りを求めても作成されない」、「特定の人にだけ優遇するような対応が継続されている」など、改善とは程遠い現状になっているとの訴えがありました。このような由々しき現状を当該課や局任せにせず、市長自ら改善の指導をしてください。
- A:
- 市の事務処理において、公益通報制度にいたる事象があったことを遺憾に思っています。当該課が是正するべきであるにもかかわらず、必要な措置がとられていないことについては、私(市長)からも指導するようにします。