<文化会館について>
- Q:
- 文化会館は全部で13館あり、かつては同和対策事業の隣保館として利用されていました。2001年度末で法律が終了したことに伴い「これからは地域に開かれたコミュニティセンターとして活用すること」という厚生労働省の通達に基づき、誰もが使えるようにするべきですが、和歌山市はそうなっていません。館長にこの通達が徹底されていないことを早急に改善することと併せて、その地域にのみ配布されている“文化会館だより”を小学校区に該当する地域への配布を早急に実施するべきであると考えますがいかがですか。
また先般、文化会館にかかわる運営委員会が積み立てた報酬を、ある館長が私的に流用したとのことですが、このようなことをいつから続けていたのですか。他の会館の状況調査と再発防止対策について明らかにしてください。 - A:
- 文化会館については、その趣旨に合う内容であれば周辺地域の方にも利用できると考えています。館長に厚労省の通達を徹底すると共に今年度、“文化会館だより”の配布を周辺に広げられるよう協議を行って参ります。
文化会館にかかる運営委員会の積立金については、本来、館長が管理するべき性質のものではないにもかかわらず、1館を除いて長年行われていたことが分かりました。今後は運営委員会で管理してもらうよう徹底して参ります。
<学童保育について>
- Q:
- 小学校に通う児童の放課後を過ごす場所として、また、働く保護者の安心・安全の砦として、学童保育(若竹学級)は毎年希望が増え続けています。市長は和歌山市を日本一の子育て環境にすると施政方針で明らかにしました。今年当初の待機児童は37人ということですが、待機児童の解消や保育内容の充実、指導員の正規化を初めとする待遇改善など課題はたくさんあります。特に土曜日は完全週5日制になっているにもかかわらず、第2,第4土曜日のみの開設となっています。これでは利用したくてもできないとの声が届いています。市長は学童保育を日本一の子育て環境にするためには何が必要だと考えますか。また、そのための予算措置を思い切って進めるべきだと考えるがどうですか。
- A:
- 学童保育は年々希望が増え、今年度もプレハブ教室の新設や空き教室の確保に努めているところです。日本一の子育て環境を学童保育で実現するということは、希望する子どもたちが待たなくても入れることだと考えています。併せて、指導員の正規化やすべての土曜日の開設に向けて、利用者アンケートに取り組み、検討して参ります。