水道行政について
1月の花山交差点の漏水で、和歌山市は大混乱となりました。
水道管路の老朽化対策は急務です。しかし、この10年間の管路更新率は、H20年の1.76%からH30年の0.08%へと大きく下げられてきました。
下げられた理由は、南インターチェンジの道路建設のため新設管布設に重点を置いたということでした。
今後は、この管路更新率を削ることなく、維持していくことが重要です。
- 問
- 管布設後60年以上の管路を10年で布設替えするには、年間何パーセントの更新率が必要になるか。
- 答
- 60年以上経過した管延長は10年後には114kmになる。それを10年で布設替えするには年0.76%の更新率が必要となる。
- 問
- 更新計画はどのようになっているか。
- 答
- 漏水事故が発生した時に影響が大きいと考えられる配水管の更新を進め、あわせて漏水やにごり水の発生している管路も計画的に更新し、管路更新率の維持向上に努める。
改良住宅の公平公正な運営について
12月議会の質問で、改良住宅の300軒近い空き家について、既入居者の増減や、加齢、病気などによる住み替えに活用するので、公募することは考えていないとの答弁でした。
今、公募なしに新規入居している35軒の方は、改良住宅条例11条第7号(公募の例外)に基づいて入居しているとのことです。
公募の例外の条文は一般の市営住宅条例にもあり、まったく同じ文言、同じ中身となっております。
- 問
- 市営住宅条例第5条第7号に、公募を行わずに市営住宅に入居させることができる者について書かれているが、このような人たちのために、空き家を確保しているのか。
- 答
- このようなことを想定した空き家の確保はしていない。空き家がなければ待っていただいている。
- 問
- 同じ市役所内、同じ部内において、同じ条文、同じ文言の解釈が課によって食い違うというのはいったいどういうことか。
改良住宅において空き家についての公募が実施されたときは、和歌山市民は応募資格があるのか。 - 答
- 地域住民の居住の安定を確保するため、現時点では公募を考えていない。