2006年9議会 一般質問

市長の政治姿勢ついて

1.施策の優先順位と市民の理解をどのように進めるつもりなのか。
(答弁)所信でまちづくりの方向性と実現に向けての方策を表明したが、これらの施策については、いずれも本市発展のために重要な施策であると考え ており、今後、本市の財政事情や施策の成熟度などを十分見極めながら積極的に取り組みたいと考えている。福祉や教育など、どの分野を充実させるためにも財 政的な体力の回復がまず必要だと思う。市民の理解促進は地区話会に替わる新たな対話の場を設けることをはじめ、あらゆる機会を通じて対話を図り十分な理解 を得られるよう努力していく。
2.北インターチェンジなど所信に掲げた施策の事業総額と市の負担額とその財源の見通しは、どのようなものか。
(答弁)北インターチェンジの設置は、県と連携し国及び関係機関と協議を重ねているところで、出来る限り早い時期に事業の目途をつけたいと考えて いる。事業総額は概算で20億円から25億円で、市の負担額や施工箇所については県と協議しているところだ。財源については、道路事業として2分の1の国 庫補助を見込んでいる。
3.北インターチェンジなどの新たな施策と財政健全化計画の関係はどのようなものか。
(答弁)財政健全化計画策定後、事業計画が具体化してきた北インターチェンジの事業については、その事業費を盛り込んでいない。今後の市税等の一 般財源の動向を見極めつつ、現在進めている行財政改革実施計画で、更なる事業の見直しや前倒しを行い、事業に必要な確保を図っていく。

市長選挙における「市役所ぐるみ選挙」について

1.今回の市長選挙が「市役所ぐるみ」だと一部地方紙が報道していることについて、市長の考えはどのようなものか。
(答弁)今回の市長選挙に関連して多くの幹部職員が捜査当局から事情聴取されていることは承知している。公務員は公職選挙法においても地位利用に よる選挙運動の禁止などの規制が設けられている。現在なお捜査継続中のことだが、市職員がこうした規制が適用されるにも関わらず、今回の疑いを招き市民の 皆様にご心配をおかけしていることは誠に遺憾だ。今後、捜査の結論を待って適切に対応を考えていきたいと思う。