市政の諸課題について
消費税増税について
- (問)
 - 本市財政、市民の暮らしや経済への影響についてどのように考えているのか。市として対策を考えているのか。考える必要があるのではないか。
 - (答)
 - 市長から「税率の引き上げが社会保障に使われる」とか「ポイント還元される」とか「プレミアム商品券が発行される」などの答弁があったものの、影響についても対策についても考えていないことがわかった。
 
障害者の65歳問題
- (問)
 - 障害福祉サービスを受けている障害者が65歳になったとたん、サービスが打ち切られ介護保険サービスへの転換を強要される問題について、知的障害や見えない聞こえない話せないなど他人と意思疎通がうまくできない場合はどうなるのか。
 - (答)
 - 65歳になると介護保険サービスへ移行を原則としているが、介護保険にないサービスの利用や障害の状態から介護保険制度の範囲内では日常生活が困難な方にはそれぞれの状態を判断し、個別に障害福祉サービスの継続や上乗せの支給を行うことができる。更に経済的な負担については、介護保険へ移行としたことで新たに自己負担額が発生する場合は、一定の要件を満たす方には利用者負担額を軽減する制度ができている。
 
生活困窮者自立支援について
- (問)
 - 生活困窮者の生活を立て直すために必要だと考えていることはなにか。
 - (答)
 - 相談者の多くは複雑で複合的な問題を抱え自己肯定感や自尊感情を失っているため、職員が親身になって聴き取りを行った上で相談者の自立に向け就労支援や関係機関と連携した支援の実施等、各々の状況に応じ相談者の思いに寄りそった支援が必要だと考えている。
 
学校給食について
- (問)
 - 県下で中学校の全員給食を実施しないのが本市だけとなりそうだが、それでいいと市長は思っているのか。
 - (答)
 - 中学校の全員給食については、県下他市町村の状況にかかわらず、本市では生徒や保護者がどのような給食を望んでいいるか、検討していく必要があると考えている。
 - (問)
 - 学校給食の無償化に進む自治体が増えていることから、本市も無償化を検討すべきだと思うが市長の考えはどのようなものか。
 - (答)
 - 現時点では給食の無償化は考えていない。国の動向を注視していく。
 
IR・カジノについて
- (問)
 - カジノのあるシンガポールよりカジノのない日本の方が外国人観光客が増えているとの指摘について、市長はどのように考えているのか。
 - (答)
 - シンガポールは2010年にIRを開業させ2013年の外国人旅行者が開業前の2009年から約600万人増加するなど大きな効果を生み出した。日本にIRができることで更なる増加につながると考えている。本市にIRができればこの送客施設により、和歌山城、和歌の浦、加太などの観光地への誘客にもつながることから、カジノ施設を含むIRは外国人観光客の誘客を阻害するものではないと考える。